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軽くヲタ趣味に迷走する毎日の事柄とか。


by annrimayu

理想と現実主義。:Ⅰ

これから話すことは主観であり、普遍、客体化できませんのであしからず。
まあ、そんなわけで王道ノベル系のゲーム(まあ、月姫みたいな伝奇とかファンタジアじゃない奴ね。大抵がほのぼのから修羅場移行タイプなのは気のせいだね、きっと)のEDを迎えるたびに思うことがあるわけですがね。
いや、感動はさせてもらってますけどね。醒めてるなぁ、自分。
まあ、いわゆるトゥルーなりハッピーなりがある奴ですな。
物語とは過去から未来に一貫した時系に支配されなくては中々感情移入は起こせませんしね。
かといって、表層に顕れるのは大抵は過去及び現在です。そこで、EDを迎えるたびに後味悪めなテキストに共感するわけですが。

トゥルーですね、所謂。どちらかと言えば現実主義的なEDです。ハッピーをご都合主義と捉えるならば、どこまでもリアリズムなのがこのパターンです。しかし、これでもかなり現実と捉えるのは厳しいものもあります。

実際、逃避パターンとか養い(主人公でありヒロインであり)パターンはかなりのものです。
『未来』を視点を俯瞰して鑑みれば、はっきりいって黒雲です。愛があれば、どうとでもなるみたいな考えは矢張り無謀でしょう。未来の展望が皆無ですからね。今がよければそれでいいのかよ、と色々バッドな未来を想像しながら後味が悪い気分です。今風な生き方は止めましょう。

あ。ということは警鐘ですね?この手のシナリオの趣旨は。暗喩することで未来を想像させるとは、深いなぁ。芥川だね。

その点でAIRはかなり理想を排除しておりますね。しかし、あれは伝奇ファンタジーなのかなぁ?関係ないけど、最近のいたるさん絵がすごい変わりすぎ。

なんか面倒になってきた。

つか、これ完全に独白だな。戯言だ。最終巻早く読みたいよ。青きサヴァンと戯言使い。西尾さんらしい急転直下を期待。いきすぎもあれだけど。
by annrimayu | 2005-09-06 15:31 | 日記。